今は電気設備担当として、リハビリ病院のインフラ切り回し工事に携わっています。「切り回し」というのは、業界用語で「配管などを一時的に迂回させる」こと。この病院は今後増築予定の土地があるのですが、その土地に今利用している電気関係やボイラー、ポンプなどの設備が通っているので、先行して今の設備を別の場所に新築し、古い設備を撤去する工事を行います。今は、その工事計画を立てているところなんです。
現場の調査を行って施工図を作成したり、「キュービクル」と呼ばれる高圧の電気を受けるための機器一式を納めた外箱や動力制御盤の仕様を検討したり、他にも実際に現場の作業をしてくれる業者の選定なども行っています。
準備段階なので業務としては少し落ち着いている時期になりますが、最初の段階で色々なことをしっかり検討しておかないと後が大変なので、大事なフローですね。
INTERVIEW 社員インタビュー
苦労して考えたものが
形になる喜び、
どの現場でも
全力投球していきたい
電気
K.K
2014年入社
工学部 情報電子工学専攻
ABOUT MY WORK 仕事について
工事全体を見据えて、
準備段階からしっかりと
MY REWARD 私のやりがい
関わった建物が
着実に出来上がっていく達成感
どの現場もそうですけど、苦労して考えた図面が現場で実際に施工されて、完成する様子を見るのはモチベーションが上がりますね。
今携わっている病院の案件だと、実際に使われている施設ということで工事が始まったあとも電気の安定供給を止めちゃいけないという緊張感があります。万一のことがあると利用者の方の命にもかかわってくるので、関係者にも事前にしっかり説明して話し合いながら計画を立て、2日前、当日にそれぞれ声をかけて…と、細かくやっていく必要があります。現場ごとに注意すべきことは色々あるので、毎回考えることばかりです。
あとは工事が終わると最終試験があるのですが、お客様ごとに試験フォーマットが違うので毎回紙ベースで何冊も手書きで作ってチェックをいれて…という作業は大変ですね。でも、竣工書類として渡す重要なものなので、作り終えると「無事にやりきった!」と達成感もひとしおです。
ATTRACTIONS OF DAI-DAN ダイダンの魅力
「持ちつ持たれつ」の
精神がある会社
社員の仲がいい会社だと思います。僕らの部署だと、プライベートも結構遊んだりするんですよ。
印象に残っていることとして、ある現場で納期前に追い込みで大変になっていたとき、他の現場にいる仲間が自分の仕事を終えてから駆けつけてくれたことがあって、本当に嬉しかったです。他の現場が大変なときに上司命令で助けに行く場合もあるんですけど、僕らの部署だと横のつながりで「あそこ大変らしいよ。」と話が伝わって自主的に助けにきてくれるパターンが多いですね。普段はお互い別の現場にいることも多くて毎日顔を合わせているわけではないんですけど、みんな人と話すのが好きなのでネットワークがしっかりしているんですよ。僕も他の現場が大変な時は自然と手伝いに行こうって気持ちになります。お互いに「持ちつ持たれつ」の精神がある会社だと思いますね。