2020年の入社以来、空調衛生の技術者として関西圏のオフィスビルや下水処理場の案件に携わってきました。
今は食品工場の現場で、施工進捗の管理・資料作成や、他業者さんとの施工打ち合わせを中心とした業務に取り組んでいます。
今の現場は複数の業者さんが出入りするので、打ち合わせは特に大事です。うちが大きなダクトを先に通してしまうと他の業者さんの作業ができなくなってしまうこともあるので、工期を見つつ、どの順番でどの作業をするのか綿密に打ち合わせします。スケジュール通りにいかない時もあるので、現場の状況を先読みして職人さんの手配をするのも重要ですね。
同じ事務所にいる電気業者さんとは仕事以外にも趣味の話もするなど、日頃からコミュニケーションをとりやすい環境になるように心がけています。
これからは屋根裏で空気の出所を作る工程に入るのですが、あそこは密閉空間で空気の動きがないので熱中症対策がとても大事になってきます。特に今回は真夏の暑い時期と被るので、冷風機を置いたり、休憩をこまめにとってもらったり、色々と対策を考えながら取り組んでいます。
INTERVIEW 社員インタビュー
子供のころからの
夢だった建設業界で、
空調衛生の道を究めたい。
空調衛生
M.K
2020年入社
建築デザイン学科 建築設備専攻
ABOUT MY WORK 仕事について
綿密かつ臨機応変に、
空調衛生の施工を一手に担う
MY REWARD 私のやりがい
なにもない空間に、
水と空気を宿らせる楽しさ
この仕事をしていて感動したのは、最初に携わったオフィスビルで、トイレから水が出たとき、エアコンから涼しい風が出てきたときですね。本格的に現場で仕事を始めて3年近く経ちましたが、どの現場でも空っぽだったものがきちんと出来上がっていくのを見るのは嬉しいです。
一口に空調衛生と言っても建物の用途によって使われる配管は様々です。居住空間用のダクトと比べると、下水処理場や食品工場などで使われるダクトは求められるスペックが異なるので、大きさや素材も全く違います。今の現場は油を扱う工場なので、油煙が外に出ないようにする機械を設置したり、こういう違いを踏まえて作業をするのも新鮮ですね。
仕事をする上では、いつでも冷静でいられるようメンタルキープを大事にしています。
建設現場ではちょっとした失敗が命に関わることもあるので、焦るのが一番よくない。
今のような施工のピーク時はどうしても残業が多くなってしまいますが、最初の図面打ち合わせや竣工直前は作業が落ち着くのでそういう時は早く帰るなど、メリハリをつけてメンタルバランスを保つようにしてます。後輩に指導するときも、「1日1つ覚えてくれたらいい」というスタンスで詰め込みすぎないように気を付けています。
ATTRACTIONS OF DAI-DAN ダイダンの魅力
明るく、真摯に。
社員のやる気に応えてくれる会社
とても明るく、雰囲気のいい会社だと思います。
僕は祖父が配管職人だったので子供のころから建築には興味があって、就職活動の時も設備関係の仕事を探していたのですが、その中でもダイダンは抜群に雰囲気がよくて。説明会でも上司部下関係なくフランクに話しているし、会社に訪問したときも歩いている社員さんの雰囲気が明るいのが印象的でした。説明会では現場の残業時間とかリアルな話をどんどんしてくれて、こういうことを会社側から言ってくれるのはすごいなと思いましたね。学生としては気になるけど、中々聞きづらい内容なので…。おかげで覚悟を持って入社できたので、いざ現場に入ったあともギャップが少なくてよかったです。
あとは、新人の時から色々任せてもらえることも大きな魅力です。最初の現場は所長と二人だけだったのもあり大変でしたが、逆に「これをやってのければ絶対成長できる」と思って頑張れました。職人さんにも色々質問できてコミュニケーション力も身に着きましたし。やる気がある人はどんどん成長できる会社だと思います。