ADVANTAGE 01 微細空間から大空間まで
- コンサートホール
大空間であるホール本体はもちろんですが、付属するロビーやホワイエなどはガラスで囲まれたりして建築的には気持ちの良い環境になっていますが、空調設備的には難しい環境です。このような環境こそ気流解析が必要となります。 - アトリウム
日射の影響を受けるアトリウムの空調設計は通常の手法では困難なものですが、気流解析を使用することで精度の高い設計施工が可能となります。 - 体育館
競技者や観客が快適であることはもちろんですが、卓球やバドミントンでは微妙な風の流れも考慮しなくてはなりません。空調設備がある体育館はもちろん、自然換気しかない体育館の設計施工検討にも威力を発揮します。 - 医療施設
病院などの医療施設では結核を始めとする空気感染が大きな問題となっています。感染対策には、空調換気設備だけではなく病室のレイアウトなど総合的な気流対策が必要となります。このような検討は気流解析なしでは考えられません。 - 研究施設
特殊な環境の実験室(負圧室、恒温恒湿室など)や実験用の有害ガスの排気方法、また屋外でもスクラバー(有害物質の除去装置)の排気の大気への拡散状況など様々な状況に対応可能です。 - 食品工場
どの食品工場でも衛生管理上、工場内の気流は重要な問題です。また、温度管理も衛生上はもちろん品質管理上も重要な課題です。通常の設計ではこのような細かい点まではわかりません。 - 半導体工場
空調による温度・清浄度管理は製品の歩留まりに大きく影響します。気流解析で事前に確認できれば空調設計はもちろん生産ラインの設計にも役立ちます。