CONSTRUCTION 施工実績

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AGC横浜テクニカルセンターSE1棟

  • 空調・給排水衛生設備工事

SUMMARY 建物概要

AGC株式会社様は、AGC横浜テクニカルセンター内に、新素材や最先端技術の開発を行う新研究棟および附属棟の建設を計画され、2020年12月に竣工しました。
当社は、空調・衛生設備工事を施工しましたので、その概要について紹介します。
新研究棟は、一般用実験室、クリーンルーム(CR)実験室、恒温恒湿、低湿度実験室、事務所エリア、食堂等から構成されています。
各実験室においては、外調機、空調機、局所排気ファン等の空調換気設備にて、風量制御、室圧制御を行い、またスクラバーおよび排水中和設備にて、実験排気および排水の処理を行い、お客さまが安全に施設運用ができる設備システムを構築しています。

所在地 神奈川県横浜市鶴見区
用途 研究・開発施設
規模 新研究棟 地上4階 延床 44,883m2
新保安棟 地上2階 延床 292m2
新厚生棟 地上3階 延床 2,699m2
構造 S造(免震)、一部SRC造
竣工 2020年12月

SUMMARY 工事概要

設備概要

熱源設備 ガス焚き吸収式冷温水発生機(1,407kW×2基、985kW×1基)
空冷HPチラー(1,080kW×1基)
空冷HPエアコン
空調換気設備 外調機+空冷HP+局所排気(一般実験室)
外調機+空調機+FFU+局所排気(CR実験室)
空調機、デシカント空調機(恒温恒湿・低湿度実験室)
スクラバー(局所排気用)
衛生設備 排水中和処理設備(約270m3/day)

MESSAGE 担当者より

当現場は、東京都内の他大型現場と繁忙期が重なり、全国的な作業員不足のなか、資機材のプレハブ化、自動墨出機等の省力化工法等を採用して、施工および業務効率化に努めました。高度設備を有する大規模研究施設の性能を確保するため、数々の協議を重ね、AGC様、類設計室様、フジタ様並びにメーカー、協力会社の皆さまのご協力により、無事に竣工を迎えることができました。工事に携わっていただいたすべての方々に深く感謝申し上げます。
この新棟より未知の新素材が創出されることを心待ちにしております。

横浜支店
技術部 技術第二課
プロジェクトマスター
久保田 聖也

CUSTOMER’S VOICE お客様の声

この建物は、基礎となる独自の技術開発を行う実験室に加えて、他の企業や研究機関と協創(コラボレーション)できる空間を設け、新領域の開拓や新たな価値創造を実現するとのコンセプトで建設しました。オリンピック関連施設の需要増とコロナ禍の状況下で、延床面積4万㎡超の新研究棟の空調設備工事を短納期で完成していただき、ありがとうございました。

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