南海なんば駅は、1885(明治18)年12月に開業した大阪ミナミを代表するターミナル駅です。
御堂筋に面する南海ビルは、1932(昭和7)年7月の竣工から2016(平成28)年で84周年を迎えます。1980(昭和55)年3月には「なんばCITY」が全館オープン。難波駅の屋上に超高層ホテルを建設する計画は、関西国際空港の開港を機に難波駅周辺の地域開発構想が掲げられ、1990(平成2)年3月29日に南海グループによる「南海サウスタワーホテル大阪(現:スイスホテル南海大阪)」として開業しました。
1994(平成6)年9月には関西国際空港が開港し、大阪市から世界への玄関口として機能するなど、伝統だけではなく時代とともに変革を続けています。
当社では、1907(明治40)年より南海沿線一帯の電灯工事を施工しており、以降、新築・増築および改修工事に際し設計・施工を担当させていただいております。今回の一連の特別高圧受変電設備更新工事では、南海ビルサービス株式会社様のもと、電気設備の改修に携わっており、その取り組みを紹介いたします。
所在地 | 大阪府大阪市 |
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規模 | 地上36階、地下3階 延床面積:335,935m2 |
構造 | SRC造 |
事業内容 | 複合専門店・鉄道ターミナル |
主な施設 | 南海電鉄難波駅、高島屋大阪店、なんばCITY(本館・南館)、スイスホテル南海大阪 |
特徴 | 駅、百貨店、ホテル、事務所、銀行、店舗を擁する24時間稼働の複合用途建物 |